人生瞬間

25歳サラリーマンの日々の生活を記すブログです。

No.4 青木真也「空気を読んではいけない」

①「空気を読んではいけない」を読む目的

幻冬社 箕輪が推している一冊
・私自身格闘技が好きで彼について興味があったから 

②学び・気づき

青木真也は変わっている・変態だ
・天才的な考えの持ち主
・自分を貫く力について学べる
・批判をバネに変えるマインド
・大衆の中で目立つ方法 

ネクストアクション

 

本の冒頭に「この本を読んで考えを押し付けるつもりもない。こんな生き方があるんだ、と言う認識作業で本を読んでもらえれば」と書かれていた通り、かなり偏った考えの持ち主であることはわかった。ここまでは出来ない、と思ったところもあったが、その道でチャンピオンになっているだけあって参考になった部分もある。

・欲望を知る
・足るを知る
・すべての行動に意味を見出す
・自分に値札をつける

この上記4点の部分は特に勉強になった。
現在、必要なものと不要なものについてコロナ自粛で時間があるので
ゆっくり考えてみようと思う。また、すべての行動に意味づけすることも意識。
→2つのアクションを実行していく。

 

④メモ

・「悪いことも良いことも一人でやらないと旨味はない。」
青木は父親に「なんでみんなと一緒にやるんだ。何かやるときは一人でやれ。」と言われたことがある。悪いことをどんどんやれ、と推奨しているわけではない。要は連れションするな、ということだ。何かを企んでいるときは一人で動け。一人で始めることで利益を独り占めすることができる。

・「凡人は群れてはいけない。」
青木は強くなる要素は、決して才能・身体能力だけではないと考えている。続けられる強さ、自分はやれると信じる強さは必ずある。成り上がりたかったら、群れてはいけない。周りと一緒にいると、知らず知らずのうちに周囲と同化してしまう。才能のないものが成り上がるためには、周りを切らなくてはいけない。

「欲望を整理する」
うまいものを食べたい。かっこいい車に乗りたい。良い女と付き合いたい。口では熱い夢を語りながら、あれもこれもと欲望が散らかっている人間が多い。何が欲しいかよりも、何が要らないかを決めることが大切だ。欲を整理できない人間に、何かを達成することはできない。

「足るを知る」
青木は新しいものが一つ増えたら、必ず古いものを一つ処分するという決まりを作っている。結局、人間の体は一つで、腕も足も2本ずつしかない。服や時計、靴がいくらあっても使いきれないのならば、持っている意味はない。流されるままに不要なものを持ち、意味のない食事をして、価値観の合わない人と付き合っていては、本当にやるべきことに集中できない。可能な限り、余分を捨てていきていこうと思っている。

「欲望が散らかっている人間は、永遠に何も手にすることができない」
アルバイトをしながら格闘技をする選手を青木は、格闘家とは思っていない。彼らに共通して言えるのは、こだわりの無さだ。「大晦日に試合がしたい」「アメリカで試合がしたい」彼らは熱っぽく夢を口にするが、「なぜやりたいのか」という理由は見えてこない。周りと同じようなことばかり語るだけで、自分自身と向き合って考えていないから説明することができない。はっきり言うが、ダメなやつは食えない。

「苦しくなければ努力ではない」
良い過程×良い結果=成功
良い過程×悪い結果=不運
悪い過程×良い結果=幸運
悪い過程×悪い結果=失敗

負けた時に落ち込むのは誰でもできる。しかし、負けを「意味のある負け」にするためには、本当に苦しい練習に耐え抜かなければいけない。適当にやって出た結果何かになんの意味もない。だから僕は今日も苦しみ続ける。

「殺される恐怖との向き合い方」
恐怖心に立ち向かうため、青木は
「ウォーミングアップを含めたルーティン」
「すべて自分の間で行動すること」
「緊張感を誤魔化さず体で感じること」
 を心がけている。大事なのは緊張感をなくすことではない。精神をおかしくさせるほどの感情とうまく付き合うことだ。

「自分に値札をつける」
青木のファイトマネーは、自分の環境が変わった時に上がってきた。サラリーマンで言ったら転職のタイミングになるだろうか。同じ団体・会社にいても条件はなかなか、変わらないもの。自分の値段を知るためにも、一度マーケットにさらされるのは大事なこと。青木は「PRIDE」時代から「自分の値段がいくらか」と常に考え、誰もが欲しがるような人材でいることを意識してきた。代えが効かないファイターは、自然と商品価値は高くなる。

「負けを転がす」
勝負事なので負けることはもちろんある。しかし、大事なのは「負けを勝ちにする」と言うことだ。今「最悪だ」と周りから言われる仕事も、後にものすごく評価されるかもしれない(猪木vsモハメドアリ戦)大事なことは周りの評価に惑わされることなく、信念を持って仕事を続けることだ。自分がぶれずに仕事を続けていれば、過去の失敗は、未来で変えることができる。今の地獄も、これからの努力次第で、財産に変えることができると思う。

「すべての行動に意味を見出す」
練習で青木は負けることは少なくない。他の選手は練習でも負けたくないと言うが、くだらない見栄は成長する上で邪魔なだけ。必要なのは、すべての行動の意味を間違えないこと。周囲の目を気にし、練習で恥をかかない選手はいつまで経っても強くなれない。a